東北町の郷土料理 ガニ汁

2024.09.10

春の小川原湖で採れる「モクズガニ」をいつでもどこでも食べやすくしてくれた商品…それが「ガニ汁」!
旨味エキスたっぷりの濃厚なガニ汁、その魅力やルーツについて紹介していきたいと思います!

■モクズガニについて

モクズガニは上海ガニの兄弟とも言われており、日本全国の清流に生息しています。
ハサミ脚に毛がたくさん生えているのが特徴で、藻がついているように見えることから「モクズ」という名が付いたとか。近年は全国的にも入手困難になってきています。

通常のモクズガニは甲羅が約6センチ程度の丸みがあるのですが、小川原湖産のものは10センチ強と遥かに大きいのが特徴。
八甲田山から絶え間なく流れ込むミネラル豊富な水により育まれた自然環境の恵み。小川原湖が宝湖と呼ばれる所以ですね。
現在、小川原湖でも資源管理のために種苗生産・放流を行っており、卵からふ化、稚ガニまで育てて放流という地道な努力を続けています。

■最も美味しい時期にこだわる

道の駅おがわら湖で取り扱いの「ガニ汁」は小川原湖のモクズガニが最も美味しいと言われる5月の活ガニだけを使用し、濃厚な出汁とカニみその旨味を凝縮させた味わいです。
地元東北町では、縁起ものとして慶事ごとに振る舞われる郷土料理として親しまれてきました。豊かな風味を味わうために、温めてニラを切り入れるのがポイント。
お好みで絹ごし豆腐を入れたり、茶わん蒸しや炊き込みご飯といったアレンジ料理もアリですね。

ちなみに道の駅おがわら湖レストランでは、限定メニュー「ガニ汁うどん」を販売したこともあります。(大好評でした!)
地元で愛される定番の楽しみ方から、少し攻めた楽しみ方を探すのも面白いかもしれませんね。

■TVやメディアも注目の漁師メシ
2017年4月放送の「満点☆青空レストラン」でご当地料理の全国ランキングが発表されたのですが、スープの部で堂々の1位!!!
また、吉本興業グループ全国47都道府県を対象に開催した、主婦目線のご当地商品ランキング「よしもと47シュフラン2018」では金賞を受賞。
他県にも胸を張っておすすめできる味わいで、お土産としても大人気です。

東北町、小川原湖の味を届けたいときには、外せない一品ですね。
是非、店頭でチェックしてみてください!

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